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法律の改正によるネオン管の規制に伴ってロゴ作成の方法も様々な変化を遂げています。従来のネオン管以外にもロゴ作成の方法はいくつかありますが、中でも注目が高まっているのがLEDです。家庭の電気でも使用する人が多いLEDには従来の物とは異なる魅力がたくさんあります。

今回ご紹介するのはLEDネオンライトの特徴やメリットについてです。

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LEDネオンライトの特徴

LEDネオンライトの大きな特徴の一つが安全性の高さです。古くから利用されている従来のネオン管は、作動させるために数千ボルトの高電圧を必要とします。電気関係の専門知識や技術を持っているスタッフがいなくては工事ができない上に、設置後の運用も細心の注意を払わなくてはいけません。

一方LEDネオンライトは直流の12ボルトから24ボルト程度の低電圧で作動させることができます。工事に専門スタッフが必要な点は変わりませんが、工事に伴う作業の危険性が大幅に下がるのでネオン管よりも短い期間で導入できるのが特徴です。

設置できる高さ制限の有無

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設置できる高さの幅の広さもLEDネオンライトならではの特徴の一つです。従来のネオン管によるロゴ作成では、法律によって設置できる高さに制限が設けられています。ネオン管は作動に数千ボルトの高電圧が必要なため、通行人などが誤って接触しないための配慮です。

実際に法律による高さの制限がなかった時に低い位置に設置されたロゴに接触して感電する事故が起きたケースもあります。24V程度の低電圧で作動させることができるLEDネオンライトは、誤って接触をしても大きな事故に繋がる可能性は低めです。

こうした理由から、LEDネオンライトを使用したロゴには高さによる制限が設けられていません。繁華街のような人通りの多い場所にお店を構える時に、視認性を高める目的で道を歩く人たちの目線と同じ位置に設置することもできます。

破損による事故の少なさ

ネオンによるロゴを導入するに当たって重視すべき点の一つが耐久性です。古くから使われているネオン管の素材は、大半が電球と同じガラスを使用しています。ガラスは透明度が高く強い光を発光させられるのが強みの反面、耐久性が低く外部からの衝撃で割れやすいのがデメリットです。

ネオン管が主流だった時代では、地震を始めとした災害時に割れた破片が下にいる人に触れて怪我をするケースもあったと言われています。LEDネオンライトで使用されている素材は主にPVC樹脂のカバーチューブです。

PVC樹脂は耐衝撃性に優れているだけでなく、耐電や耐食など数多くの特性を持っています。LEDネオンライトで制作したロゴに設置の制限がないのは、外部からの衝撃に強い点と耐電圧性能の高さで安全が守られているのも理由の一つです。

運用に掛かるコストが抑えられる

従来のネオン管とLEDではランニングコストが大きく異なります。手書きの看板と違って作動に電気を使用するので設置工事に掛かる費用はもちろん、導入後の維持費も計算しなくてはいけません。設置に掛かる工事費用だけを比較検討した場合、LEDよりもネオン管の方が費用は安く済むと言われています。

そのため、初期費用を抑えることだけを考えてネオン管でロゴ作成をしてしまう企業も少なくありません。

ネオン管は動作に高電圧が必要となることから、導入後の電気代が高額になりやすいというデメリットがあります。

それに対してLEDライトは設置工事の費用が高い反面、使用に伴う電気代が安いのが強みです。大きさによる違いはありますが、同じ時間帯点灯させた場合にネオン管とLEDライトで数万円近く差が出ることもあります。

使用期間が長くなるほど差額は広がるため、長期的な視野で見た時にLEDネオンライトの方がコストを抑えることができるのです。

特性を活かしたカラーバリエーションの豊富さ

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カラーバリエーションの豊富さもLEDネオンライトならではの強みの一つです。従来のネオン管は大半が青と赤の2色で構成されているので、発光できるバリエーションが限定されてしまうのは否めません。LEDネオンライトは青と赤に緑が加わった3色構成が基本です。

2色に比べてカラーバリエーションの選択肢が大幅に増えているのでオリジナリティが出しやすくなっています。ネオンによるロゴがあちこちに設置されている繁華街では、埋もれないために他と差別化を図ることが必要です。

デザインと色の両面にこだわれるのがLEDネオンライトの魅力でもあります。

魅力的なロゴを作成するコツ

ロゴ作成をする上で重要となるのが設置期間の長さです。LEDネオンライトはチューブを始めとしたいくつかの種類が用意されています。一見するとどれを選んでも同じように感じられますが、導入に掛かるコストや耐久性など細かい点に違いがあるので注意が必要です。

チューブは作成に掛かるコストが抑えられるメリットがある反面、耐久性に若干の難があるというデメリットがあります。アクリル板はランニングコストが高い分、耐久性に優れているので長期利用向きです。イベントなどの一時使用ならチューブ、お店の看板として長期で使うならアクリル板といったように期間に合わせて素材を選ぶことが基本となります。

具体的なイメージを頭に描く

再現性もLEDネオンライトを使ったロゴ作成の大事なポイントの一つです。ここで挙げる再現性とは、文字やイラストの組み合わせといったデザインだけでなくサイズも含まれます。

ロゴのサイズを大きくし過ぎると近い距離では一部分しか視界に入らずメッセージを明確に伝えられません。中にはコストを抑えるためにサイズを小さくして作る人もいます。サイズの小ささは視認性を大幅に下げることになるので、繁華街のようにネオンが乱立する場所では気付いてもらえません。

どんなに魅力的なデザインでも気が付いてもらえなければ作成した意味が無くなります。サイズは視認性を意識して決めることが基本です。看板として外壁などに設置する場合には、歩行中の人が見ることも想定して瞬時に意味が伝わるようにシンプルさも意識する必要があります。

何となくの見切り発車的に作成に踏み切るのではなく、具体的なイメージを作り上げてから行動することが失敗を防ぐコツです。

専門業者へ依頼をする

LEDネオンライトの導入には若干のコストが掛かるため、自作を試みる人も少なくありません。電力関係の工事は専門の知識や技術を持たない素人が行うと一部分だけ点灯しない、誤った配線による発火などのトラブルが起きることもあります。

LEDネオンライトを使ったロゴ作成は、費用だけで判断をせずに実績と口コミの評価が高い業者に依頼をすることが大切です。

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